2017年2月 越後広田の影沢の大杉

こんにちは。三雪村の主任でございます。


三雪村では「新潟県の昔話・伝説の紹介」
をコンテンツの1つとして
発信しております。


そして、ただ単に紹介するのではなく、

①郷土史
・物語の舞台となった土地の郷土史の概要を紹介
 …郷土史と昔話との関わりを紹介したり、
  郷土史の要素を入れた私なりの昔話を
  場合によっては創作したりと、
  よりよく深く楽しんで頂く昔話を目指す。
  


②聖地巡礼
・昔話の地を実際に訪問する。
 その土地の写真と聖地巡礼の記事を
 昔話に付随する形でHPに掲載し、
 より深く昔話を楽しんで頂く

・地図にも位置を記載し、
 昔話の位置を一覧できる・
 実際に訪問してみることが出来る
 楽しみを提供する。


③切り絵
・「昔話浮世絵」を少しづつ
 作ってまいります。
 文章だけでなく、目でも昔話を
 楽しんで頂けるように、という
 試みでございます。

上記のように、より昔話を
楽しんで頂けるよう
HP上で皆様へ発信致します。




掲載する地図「新潟昔話クエスト」




…ではなぜそこまでして、
昔話を紹介したいのか。


その目的は3つございます。
以下から順々に述べてまいりますね。





昔話・伝説を紹介する3つの目的

2021年6月 湯沢町 三俣の百庚申

わが村がなぜ昔話や伝説に力を入れているのか。
それには3つの目的がございます。


1、自然と生きてきた人々の物語

昔話・伝説は、豊かで厳しい自然の中で
生きる人々によって語り継がれた物語です。

2019年2月 入広瀬

たとえば、冬の豪雪。
ひどい時は1階を埋めるほど積もる雪を
毎日雪堀り。
雪の被害。雪によって陸の孤島となる村。


2021年4月 魚野川(南魚沼市・旧六日町)

春の洪水。
雪解け水の氾濫により
平野部も山間部も被害の恐れ。

また、山間部では
冬眠開けの熊に注意して行う、
山での林業や山菜採り。
(高地では作物が育たないので
田畑が出来ず、山の資源は
重要な収入源となります。)


2021年6月 暑い日の魚野川(南魚沼市・旧六日町)

夏。梅雨や台風で常に川は氾濫・洪水の恐れ。


2020年10月 湯沢町 トレッキング湯沢1

秋。収穫作業、そしてすぐにやってくる
豪雪の冬に備えた雪囲いや
漬物などの食物の貯蔵、
山間部では熊や野生動物に氣を付けながらの
キノコ狩り。




…豊かな自然、それは反面厳しい自然でもある
ということ。

便利な今とは異なり、昔の人々はその土地その土地の
自然の厳しさに体当たりして生きており、

そして、そんな中で暮らしてきた人々が
つむぎだしたのが、「昔話」



昔話には、その土地特有の
リアリティや思い・歴史
が根底にしっかりと流れており、
これが童話や絵本と大きく異なる点だと考えます。



加えて、我々は、
そんなリアリティや思い・歴史の積み重ねの上=
「今」に立っているのです。

2021年6月 南魚沼市上野神社の境内(石打の近く)

今では当たり前の便利な暮らしが、
そうした積み重ね1つ1つの上にある。


…それに氣付くと深い感謝と感動を
なぜか覚えます。



そんな感謝と感動を与えてくれる
昔話・伝説をもっと収集し、掘り下げ

「昔」を知り「昔」に感謝し「今」に生かす

…「昔」を知った上で生きる「今」は
きっと違った世界の見方を
あなたに与えると思います。






2、自分自身の「ふるさと・原風景」


おとうさん・おかあさん

おじいちゃん・おばあちゃん

おじさん・おばさん

…あなたにとっての
あたたかい・安らげる存在。

それが「昔話」だと思います。

2017年11月 南魚沼市・旧塩沢町

小さかったあの頃や
おかあさんのお腹の中にいる感覚を
思い起こさせられる「昔話」の効能は、

きっとあなたを自分自身の原点へ
連れて行ってくれます。


2020年5月 湯沢町浅貝地区 FUJIROCKの森

ここにはないものを追い求めて
ここから早く脱出したくて

…氣付けば遠く離れたところにいる。


そこで頑張って生きていく中、
ふと思い出す、小さな頃の自分。
懐かしい、あの風景。やすらかな、あの感覚。

…ああ、あの頃から
自分は何も変わっていないんだ。

2021年7月 湯沢町浅貝(苗場)

何が好きか。何をしたいのか。
何を求めているのか。


迷子から抜け出すヒントはむしろ
「あの頃」にあるのではないでしょうか。



自分自身を見失った時、
その時にふと思い出した、あなたの原風景。

それがきっと、生きるヒントになるはずです。


あなたの「ふるさと」「原風景」の
お手伝いをきっと昔話は出来る。

…私・主任はそう確信し、
昔話発信の活動を行っております。






3、中越地方が好きだ

2020年9月 魚沼市・小出駅~八色駅の間の魚野川沿いの風景

…はい。
正直に申しますと、これは、

「新潟県への愛」
「昔話へのリスペクト」
「ふるさとへのリスペクト」


が理由です(笑)

※その経緯は「なぜ新潟が好きか/苗場への移住
をご参照ください。



自分では至極当然のことなのですが、
まわりから言わせると、私の

・何でもない、普通の新潟の風景
 の写真を撮りまくる

・何でもない普通の新潟の風景が
 いつも、とっても美しく見える。
 (謎のフィルター(笑))

・観光地でも何でもない神社や
 田舎の風景を撮影して
 youtubeに投稿。
 (でもさーだって、
  私は素敵だと思うんですよ!)

・新潟の話題が出ると、
 テンションがあがる。

・方言を話す方々の
 会話を耳にして、
 一人で興奮する(笑)
 (コミュ障なので、話しかけることは
  絶対にない…(笑))



…などなどです。


外出すると、
いつも大量に写真を撮ってしまって
大変です。


…でも本当にキレイだと思うから
撮りたくなっちゃうんですよね。



撮る、ことが目的ではなくて、
この感動をどうすればいいの!?

という問題を、
写真とか動画を撮ることで
少し解決した氣でいる
だけかもしれません(笑)

2019年2月 入広瀬駅で電車を待つ



ちなみにHP内にある写真は全て、
新潟県の色々な場所で
私が実際に撮影してきたものです。

昔話と一緒に写真も掲載致しますので、
リアルな中越地方の風景もぜひ一緒に
お楽しみください。

2020年4月 南魚沼市・旧六日町 八海山と桜