人魚塚伝説/日本の昔話…新潟県上越市大潟区



場所






お話


昔々、とあるきっかけで雁子浜の若者と
佐渡の美しい娘が出会いました。





佐渡の娘は若者に恋し、会いたさたまらず、
夜な夜な佐渡の海を渡り
若者に会いに来るようになりました。

2021年8月頭。人魚塚の近くの夕暮れの海




男は浜の神明様にある常夜灯を絶やさぬようにし、
佐渡の女はそれを目印に海を渡る。


やがて逢瀬の夜が明け、米山の山頂が見える頃、
女は佐渡へと帰っていくのでした。

2021年8月頭。 人魚塚伝説の碑の近くの常夜灯。
新しいので、近年作られたものか。


男には許嫁がいましたが、佐渡の娘との逢瀬を
やめられずにおりました。








そんな逢瀬が続いたある晩のこと。
母親が、一晩ぐらいは家にいろと強く止めるので、
男は仕方なく、逢瀬に行かぬことに致しました。

神明様の常夜灯にも明かりをつけませんでした。













そして一夜明けた朝。村人たちの騒ぐ声が聞こえます。

2021年8月頭。人魚塚の近くの砂浜


男はもしやと駆け付けると、神明様の崖下に、
佐渡の娘の亡骸が打ち上げられておりました。


長い髪は乱れ、顔はろうそくのように真っ白でした。





男は後悔し激しく自分を責め、娘のあとを追って、
海に身を投げたのでございます。

2021年8月頭。人魚塚の近くの海。
午前中、沖を佐渡汽船が、ちょうど通った。




村人たちは、この2人を常夜灯の近くに埋葬し、
比翼塚を建て、ねんごろに弔いました。


そして、いつ誰が名付けたか分かりませんが、
この塚を「人魚塚」と伝えているそうです。





終わり🦊

海がよく見える高台に建立されている
人魚塚伝説の石碑。



あとがき



はい、ご紹介したお話は「人魚塚伝説」でした。


この「女性が男性の元へと海を渡る」というお話は、
別の地域でも見られますね。

日本海⇔佐渡を女性が渡るお話は特に、
他の地域にもあった記憶があります。


私も小さな頃、目にした記憶がありますし、
また、
女性が夜な夜な、山をいくつも越えて
男性の元へ通う、というお話も
目にした記憶があります。

よく見られるお話の型の1つなのですね。



現地にあった、お話などを紹介していた看板。

上記に記載されている通り、
このお話は、上越市ご出身の
日本を代表する童話作家
小川未明」の有名なお話


「赤いローソクと人魚」

のヒントになったお話が、今回の人魚塚伝説のお話
ということです。





石碑のある場所は、公園でした。
「人魚塚伝説公園」。

人魚塚伝説の碑が立っている場所への
案内板。現在は公園
人魚塚伝説の碑が立っている場所への
案内板・その2。
海のすぐ裏手は民家の通りが並びます。
昔ながらの雰囲気♪

お話に出てきた「神明社」は、
地図を見ても近くには見当たりませんでした。




人魚塚伝説の碑&常夜灯が設置されている
この公園は、高台で海が良く眺められる場所。






ベンチもあって、ゆったりくつろげる
場所になっておりました。





先程も載せたのですが、海のすぐ裏手には、
住宅街や温泉宿の通りが
海岸沿いに続いておりまして。

昔の匂いが残る街並みで、

この町にはどんな歴史があったのかなあ✨
人魚塚伝説が語られてきたこの町は
どんな町なんだろう



と、とても興味をそそられました!






残念ながら。

私は上越市の土地勘が全くなく、

2021年9月現在、
上越市や、この辺りの郷土史を
まだ読んでいないので、


せっかくの昔話の地にいても、
昔話をリアルに体験出来ずでございます。




今後、上越市の郷土史を読んだら、
この土地に注目していきたいと思います!






いや~しかし、
透明度が高くて、エメラルドグリーンで
本当にキレイな海でした✨


水質AAランクだそうですよ!


Yukiguni ASMR の動画では、
間近からの撮影や、
水中からも撮影した映像が楽しめますので、

是非、波音と一緒に、美しい海で
癒されてくださいね♪


それでは!







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